サビキを下ろしているのに、自分の竿だけアタリがない。そんなときは、コマセを増やす前に、仕掛けを下ろす深さや動かし方を確かめてみましょう。

和歌山で初めてアジ釣りをする人に向けて、足元のサビキ釣りで釣れないときの見直し方をまとめました。道具の準備や釣り場選びは、初心者向けのアジ釣り入門記事で確認できます。

まずは「周りも釣れていない」のかを確認

近くでもアジが上がっていないなら、群れが足元に入っていない可能性があります。釣れない原因が仕掛けにあるとは限りません。

反対に、近くでアジが続けて釣れているなら、狙う深さや針の大きさを見直す手がかりになります。迷惑にならない距離を保ち、声をかけられそうなら「どのくらいの深さですか」と聞いてみるのも一つです。

表面に小魚が見えていても、アジとは限りません。水面の魚ばかりを追わず、少し下の層も探ってみてください。

深さは一度に変えず、少しずつ探る

魚がいる深さを、釣りでは「タナ」と呼びます。サビキの針がアジのいる層から外れていると、コマセを出しても食ってこないことがあります。

  1. 足元に仕掛けを下ろし、軽く竿を動かしてコマセを出す。
  2. 竿を止め、仕掛けを落ち着かせてアタリを待つ。
  3. 反応がなければ、糸を少し出す、または巻くことで深さを変える。
  4. アタリが出た深さを覚え、次も同じ位置へ下ろす。

深さと仕掛けを同時に変えないのがポイントです。一つずつ試したほうが、何を変えて反応が出たのか分かります。底付近を探る場合も、カゴを底に置いたままにせず、根掛かりに注意しましょう。

コマセは量より「ちゃんと出ているか」

カゴを上げたとき、コマセがほとんど減っていないなら、詰め込みすぎやカゴの目詰まりを確認します。ぎゅうぎゅうに押し込むより、少なめに詰めて出方を見るほうが調整しやすくなります。

竿を何度も大きくあおる必要はありません。軽く動かしてコマセを出したら、いったん止めて待ちます。動かし続けるより、針が落ち着いたときに食う場合もあります。

コマセがすぐ空になる場合は、詰める量や竿の動かし方を調整してください。むやみに撒き続けても、足元にアジがいなければ釣果にはつながりません。

アタリはあるのに掛からないなら、針を確認

竿先が震えるのに魚が掛からないときは、針にコマセの塊やごみが付いていないか、枝糸が絡んでいないかを見ます。傷んだ仕掛けを使い続けるより、交換したほうが早いこともあります。

近くで釣れているアジが小さいなら、針が大きすぎる可能性もあります。サビキの号数表示だけでなく、パッケージに記載された対象サイズも参考にして、小さめの針を試してみましょう。

ただし、細かなアタリの正体がアジとは限りません。針を替えても反応が変わらない場合は、再び深さを探るなど、別の原因も考えます。

掛かったら、大合わせより一定の速さで巻く

サビキでアジが掛かったら、強く竿をあおるより、糸をたるませずに巻き上げます。アジは口が切れて外れることがあるため、勢いよく巻いたり、途中で急に止めたりしないようにします。

複数の魚が掛かって重くなったときも、無理に竿を立てて抜き上げないでください。竿や仕掛けの強度を超えそうなら、タモを使います。

反応がなければ、粘り方を変える

深さ、コマセの出方、仕掛けの状態を順に確認しても反応がなければ、同じ操作を繰り返すだけでは状況が変わらないこともあります。少し休んで周囲の様子を見る、釣りが認められた範囲で空いている場所へ移る、といった判断も必要です。

和歌山でも、アジの回遊や食い気は釣り場と当日の条件で変わります。「ここなら必ず釣れる」と考えず、その日の反応を見ながら調整しましょう。移動するときは立入禁止表示や現地のルールを確認し、無理に岸壁の端へ寄ったり、身を乗り出したりしないでください。

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